仮想通貨ナビゲーター 小野里はじめ
実は日本がNO1
実は、仮想通貨、ビットコインは世界中で見ても日本が一番盛り上がっています。
ある意識調査によれば90%の人が仮想通貨やビットコインという言葉を知っているとのこと。
事実、テレビCMやテレビ番組ネットや書店などで仮想通貨という言葉を見ない日はないくらいです。
そんな仮想通貨ですが、日本人は金や不動産などと一緒の感覚で持っていれば上がるからという理由だけで購入している人がほとんど。
その内情や仮想通貨そのものについては無知な人も多いのです。
特に日本人は世界的に見て金融リテラシーが低いと言われ、投資に関しての土壌がないために、投資先をリサーチする癖がついていないんでしょうね。
でも本来は投資先の情報に関しては必ずチェックして納得した上で投資するべきなので必ず知識は付けておいてくださいね。
さて、ここからが本題。
仮想通貨とはそもそもデジタルデータ
つまりモノが存在する訳ではありません。
ですので、仮想通貨自体を発明したというよりも、デジタルデータを通貨と同様にやり取りできる仕組みを開発したといってもいいでしょう。
送金、着金、決済、セキュリティーなど安全面や機能面を完備し、さらには日常的に利用できるシステムが仮想通貨の技術なのです。
しかもこの技術はオープンソースで非中央集権のために世界共通で使用することができ、さらにユーザーはスマホとネット環境さえあれば利用可能です。
つまり世界中のどの国おいても共通で公平に使えるシステムということです。
この仮想通貨が発明されたことにより世界はさらに狭くなったと言えます。
そんな仮想通貨の基本技術であるブロックチェーンが発表されたのが2009年。
当初は決済の仕組みを変え、世界基準でスピード化、低価格化を目指すものでした。
しかしその技術は経済そのものの根幹を変える画期的なシステムを生み出すのです。
お金がデジタルデータで取引されるように変わるということは、金が今の紙幣に変わったときと同様に利便性がさらに向上することになります。
今後、支払いは仮想通貨が当たり前
今の時代、金で支払う人が居なくなったようにまさに数年後は円やドルなどの紙幣で払う人が居なくなる時代を迎えるのです。
仮想通貨がもたらす未来とは単純にデジタル上で通貨がやり取りできるだけはありません。
それでは今のクレジットカードやスイカなどの電子マネーと変わりませんよね。
仮想通貨はそういったものとは全く違う新たなる決済システムなんです。
それはブロックチェーンの仕組みを使って誰もが“コイン(トークン)”を生み出せるということですね。
スイカのような電子マネーは所詮日本円などの国が発行する通貨を入れておける箱にすぎません。
クレジットカードも同様ですよね。
しかし、仮想通貨はオープンソースなのでコインや決済システムを個人や企業が生み出せてしまうという全く新しい技術なんです。
これにより経済や流通は世界規模で急加速して変化していくことでしょう。
今まで国や通貨、銀行などに縛られていた市場が一気に動き出す原動力になるのが仮想通貨の技術なのです。